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村上 幸喜
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ムラカミコウキ
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むらちゃん
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S37.3.18生まれ
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1962年3月18日、北海道道南地方の田舎町「今金町」にて生を受ける。
釣り好きの父親に連れられ、3才の頃から近くの川でウグイやヤマメを釣って無邪気に喜んでいたらしい。「三つ子の魂・・・・。」と言われるように、この頃の体験がその後の釣り好きの原因になっていると思われるが、本人には当時の記憶はない。
現代のようにファミコンやパソコンがある訳でもなく、生家の周囲には水田と畑、山と川があるだけという、自然にだけは恵まれた環境に育つ。春先の山菜穫りに始まり、夏場は釣りや素潜りで魚と戯れ、秋には山ブドウやコクワを探し求め、冬になると山スキー・・・と幼少の頃より野山や川が遊びの舞台。
やがて地元の高校に入学、一応は大学進学を目指しそれなりに勉学に励む?ものの、大学入試には、ルアーやフライの種類やその効果的な使い方、ラインの結び方やキャストの実技、魚や山菜の種類等に関する問題はとうとう出題されず、大方の予想どおりにあえなく『玉砕』、進学を断念する。
やむなく、たまたま運良く合格していた公務員採用試験を活用することとなり、サラリーマンとして社会人の第一歩を踏み出す。また、この頃よりフライフィッシングの魅力にドップリと浸かり込み、釣りのフィールドに合わせて転勤希望を出すようになる。
道内各地や東京での足かけ20年の勤務を経て、1999年春、かねてから念願の宿の開業に向けて辞職。(昔からの友人は「やはり、あいつはサラリーマンは向いていない・・・、とうとう辞めたか・・・。」と噂しているらしい。)
その後、フライフィッシングプロショップの居候スタッフやフライフィッシングガイド、某RV雑誌の取材のお手伝い、地元大型ホテルでのアルバイト修行に併せて、妻の協力もあり何とか食いつなぎ、開業準備を整える。
2001年6月、「ゆうあん」のオーナーとして第2の人生をスタートさせる。 |